【2023年1月】摂取したコンテンツ群【ネタバレもあるで】

独立した日記にするほどでもないけど備忘として記録しときたいシリーズ。

映画

レディ・プレイヤー1(去年の12月)

面白かった。電動バイクアンチだったけど、このモーター音聞いたらめっちゃアリって思える。スティーブンスピルバーグ監督って勝手なイメージでSF系の人だと思ってたんだけど、ジュラシックパークやBttF作ったヒットメイカーと聞いて妙に納得した。高らかに愛とか友情とか、ちゃんと謳いあげる人なんすね。

……BttFって略したけど、本場もそうなのかな。

ヤキニクロード(これも)

面白い。クレヨンしんちゃんなんて10年ぶりに見たけど、ドラえもんとかポケモンにはない、妙な不気味さを鮮明に思い出した。画なのか、音楽なのか、ストーリーなのか、あんまりわからないけどそういうある種の怖さがあって、幼少期はほとんど見なかった。かまどさんの記事でオススメされてて、オモシロ全振りらしいので見たけど、やっぱりオトナ帝国とかは見るのに気合がいりそうです。

雨に唄えば(これも)

面白い(interesting)。映画ってこんなに踊っていいんだ。ダンスの動画見るのが結構好きなんだけど、ダンスにも流行り廃りはあるんだなぁと思った。singing in the rain……のところが有名だけど、前半の主人公と相棒のダンスも見てほしい。なんか、めっちゃ激しい(浅倉透)

ファイト・クラブ

超面白い。レオンと同系統の映画だということは知ってたけど、あらすじがなんも説明してなくて全くストーリーが読めなかった。常に1本遅れってそういうことかー。ちょっと本筋からは外れるけど、この映画の主人公とか、ハルヒキョンみたいに名前が明かされない存在が僕は結構好きです。

コンスタンティン

天使と悪魔モノ。日本だと仏様vs閻魔大王とかになるのだろうか。でも仏様は極楽の監督じゃないし、いい感じの対立項が見つからない。特に宗教との関わりない自分からすると、キリスト教の何気ない動作、十字を切ったり十字架にkissしたり、が結構魅力的でカッコよく思える。これも逆に向こうの人は二礼二拍手一礼とか、念仏とかを興味深く思うんだろうか。

そんでやっぱり人外のキャラデザめっちゃ良い。ガブリエルの中性的な雰囲気はいかにも天使って感じだし、サタンのあえて全身白で、ちょっと陽気だけど3秒後には何してくるか分からない、そんな底知れなさもあわせ持つの、最高……♧

栞と嘘の季節

米澤穂信が書く友情の話が好きで……。(ろくろ) ミステリーとか映画っていつも意味深な終わり方するよな、と思っていたけど、創作者の立場からするとそれが一番キモチイイのかもしれない。というか明確な終わりに意味はないのかもしれない。作中で言いたいことはもう表現できたし、あとはこの結末から自由に想像を膨らませてくれよ、という。こういう話をするときいつも主語が曖昧なので曖昧な結論にしかならないな。

米澤穂信は基本的に他者について書く、他人の謎を解き明かす探偵モノが多くて、今作も多分に漏れずそうなのだけど、やはり自己と他者の境界がはっきりしているなぁと思う。他者の謎はあくまでも他者のものであり、探偵役はそれを解決へ導くけど、他者が真実を受け取るのか、どう対処していくのかについては他者任せ。そういうある種のドライさがあるのかなぁ、と感じる。

それでいうと氷菓は、折木が自らの本質と向き合い一定の答えを出そうとしているのが他作品との違い、シリーズものの強み、青春ものの特徴として挙げられるのかなぁ、と。こいつまた氷菓の話してる……

地球の歩き方 水曜どうでしょう原付の旅「日本列島制覇」編

これ良かったです。水曜どうでしょうめっちゃ好きで、結構繰り返し見てたりします。この本は、飯屋や宿屋、経路なんかが詳しく記載されていてまさにファンブックという感じです。一番気に入ったのは巻末の大泉さんのインタビュー。やっぱり部外者というか、一視聴者からすると旅してるだけで金もらっていい職業だぜ全く、なんてことを思いがちですが、実際は演者には演者の事情と考えがあるという当たり前の事実を再確認しました。

大泉さんは、結構真面目な印象を受ける。お芝居とかはもちろんそうだと思うけど、どうでしょう内での振る舞いとかでもそれを感じる瞬間はある。インタビューでも番組が面白いことが喜びで、4人で旅をすること自体が面白いわけじゃない、という趣旨のことを言っていた。旅とはいえどあくまでも仕事で、仕事である以上面白くする、というプロ根性が、すごい素敵だなと思う。これを知ったことで、仕事でやってんのかよ、なんてリアクションをとるつもりは毛頭ないし、むしろただ面白い、という気持ちから純粋に応援したいな、という気持ちに変わった気がする。

いい会社はどこにある?

これねー。就活の参考になります。企業に対して抱く漠然としたイメージ、例えば年収高い、やりがいある、若手のうちから成長できる、みたいなものを口コミをもとに具体化している本です。就活の軸を決めるときに結構役立ちますね。ただやはり分野は多少偏っていて、外資GAFA金融と一部のトップメーカー、あとは士業を中心に触れられているので、いわゆるJTC志望には刺さり切らない気はしますね。

バーナード嬢曰く。

ド嬢好き。kindleに入ってるので外出した時しか読まないけど、読むと読書欲を喚起してくれるので楽しい。町田さわ子がしっかり読書家になりつつあってお兄さんは嬉しいやら悲しいやら……

 

以下2次創作など。

メジロアルダン? あんなのハズレだよハズレ! - ハーメルン

面白い。中2からSSを読み漁り、いつかは書いてみたいワナビ―として文体の研究は欠かせないのだが、こんな感じの主人公独白型は珍しく、しかもたいていの場合面白い。ウマ娘は初期になんとなくはじめて、なんとなくやめた。シャニもそうだが、結局初期のころの、URAやWINGを試行錯誤しながら優勝したりしなかったりするのが一番面白かった気がする。

ことシャニに限って言うと、メモ帳も無い中で選択肢を覚えサポも揃わない中1属性600特化を作るのが精いっぱいだった。懐古厨はキモいが、その時の楽しさは何に起因するのかと振り返って考えると、1つはストーリーをしっかり楽しめたからだと思う。

WING優勝目指してシーズン4で全然敗退してたし、難易度に比例してアイドル、シナリオへの入れ込みも強かった。最近はシナリオはあくまで通過点で、強いアイドル(=グレフェスで上位を取れる)を取ることが主軸になっている気がする。それはそういう楽しみ方があるだけ、と言われそうだが、実際フェスを無視してゲームを進めるのは難しいし、そうすると自分の位置が嫌でも相対化される。ゲームやる時ぐらい一人にさせてほしいんだよな。ならソーシャルゲームなんてしないほうがいい。それはそう。

話がそれたけど、結局シナリオとゲーム性が乖離している気がするんだよな。最近、というかここ1,2年やってないんだけど。それでシナリオが素晴らしいとか言われても、ゲーム上で読むのテンポ悪いから嫌だし。……そろそろ刺されそうなのでやめましょう。

ウマでいうと、ウララ有馬記念の差分があると知ったときは良いゲームだな、と思った。据え置きで、一人で孤独にやりたいんですけどダメですか?

【完結】大人のためのウマ娘 プリティーダービー - 第1話 崩れゆく摩天楼 - ハーメルン

あ~良い。二次創作のタイトルについてる【完結】という文字ほど救われるものはない。更新が止まっている作品に出会い、作者ページに飛び、さらにTwitterも動いてないとき、私にはただページをそっ閉じし、いつの日かまた再び筆を持つことを期待するしかない(多くの場合それは叶わない)。そういったある種の自由さが商業との違いで、良い点も悪い点もあるんだろう。個人的には、生活を懸けて書いた本からはカネと責任の匂いは消えないと思っていて、それで愛とか言われてもな……とは少し思う。ただまあ金を稼ぐためにわざわざ本を書くという手段を選ぶ人は少ないと思うのでいらん心配な気がするが。

【わりぃ】ワンピ攻略について語るスレ【おれ死んだ】 - ハーメルン

なんか掲示板形式のやつ見るようになったね。流行ってるのかな。