2023/4/4
○5時半起床。時計回りで行くので、まずは四国。一周したあと、神戸から再び西に山陽を攻めていく計画をたてる。早朝にも関わらず家族総出の見送りを受けて6時半、いざ出発。
○明石海峡大橋まで非常に好調。平日早朝に出発して夕方帰る、やはりこのスタイルが一番好きだ。淡路島に降り立ち、脇目も振らず西側の下道を南下。何度も来てる場所だし軽く流していこう。
○鳴門海峡を渡って四国上陸。時刻9時半。いつもなら爆睡してる時間に遠く離れた四国にいる、これだけでも達成感凄い。軽く休憩を取って、内陸へタイヤを向ける。
○剣山へ向かう道中、少し山に入る。木の枝がたくさん散らばる中、1本だけ妙に長いな、と思ったらヘビだった。普通に大自然すぎる。
ここに行きたかった。稲飯神社。日本人の祖先がユダヤ人だと確信した御仁が作ったんだったかな。詳しくは覚えてない。
違った。改めて調べたら、彼はこの神山という地にソロモンの秘宝が埋まっているという説を唱えてたんだった。
京都にもこの形の鳥居があるらしい。これも調べると、木嶋坐天照御魂神社、というところ。このしまにますあまてるみたまじんじゃ、と読む。この"ます"は天にまします我らの、の"ます"か。
○このミステリースポット後は室戸岬直行の予定だったけど、道中のR193に剣山スーパー林道の入口を見つけた。林道は1回だけしか挑戦したことがなかったのでビビって予定から削除していたけど、いざ目の前に、しかも至上のブツがあると来たらやはり血が騒ぐ。
しかし東側は通行止め。
行けなくてよかったジャン、なんて倒錯した言い訳をしていたら、西側は普通に開通していた。
男たるもの一度決めたら覆さん、と突入。内心は、パンクしたら終わり、こんなとこにレッカー来るまで半日はかかるよなぁ、ホムセン箱脱落したらどうしよう、とネガティブ一色だった。
けどフラットダートなのもあって、走り出してみたら案外いける。
写真撮る余裕すらあり。ただ帰り道、普通に鹿がいた。心底ビビったよね。きっちり風景と同化して、迫る俺をぼ～っと見てる。鹿はヘッドライト当てられたら止まるから車との接触事故が耐えない、っていうのはマジなんだ、と実感。
○国道193号で南下。このあたりから海外線を忠実になぞるという意識が完全になくなる。君には君の、俺には俺の日本一周があります。
そして四国第2の酷道と名高いR193。実際細い山道が20kmも続くと流石に飽きが楽しさを上回る。完全に四国山地にノックアウト喰らいました。。。
○第2の目的地、むろと廃校水族館。
水族館自体久しぶりだったけど、やはり良いね。エイもこんな間近で見れるし。
名物の屋外プール水槽。
あまり見ないアングルで、かなり近距離で観察できる。
ハンマーヘッドシャーク。目が悪いのか、壁に向かって全速で泳いで衝突するシーンを何度も見かけた。
廃校×水族館、というのはすごく良いコンセプトだと思う。展示も近隣の小中学生や地元漁師と協力しているものが多く、地域に根ざした施設だな、というのも随所に感じられた。
もし俺に経営権があれば、教室まるごと水槽を作ってみたい。黒板に教壇、椅子や机を全て固定して、ランドセルを後ろの棚に入れて机の横には手提げかばん、椅子には自家製カバーとかかけちゃったりして、丸ごと水に沈める。照明は薄暗く、陽光がひっそりと斜めに差し込む。その中を、色々な魚が泳ぎ回る。小魚の群れとかいてほしい。
まあ要するにポニョの後半みたいな感じ。自分がダイビングしてそれを見れたら最高だろうな。
○室戸岬。去年の弾丸で来たしいいでしょ、と適当に見る。
満天の星空の下はこんな風になってたんだ。
○これでほとんど見たいものは見たので、キャンプ場へひた走る。途中で可動橋を見たりして、
17時くらいに到着。種崎千松公園。桂浜にほど近く、無料のキャンプ場ということもあってか、そこそこの人出。平日なのに。
取りあえず設営だけ済ませ、親が持たしてくれたおにぎりを食べる。思えば朝食以降何も口にしていなかった。椅子に座ると疲れがどっときて、結局風呂も飯も行かずそのまま就寝。
○
結構走った。
424km。走りすぎ。
○道中、四国ということもありお遍路さんが多かった。しかも歩き。エンジン付きで結構しんどいのに、凄すぎる。そして結構外国人の方も多くて、レジャーの1つとして定着してるのかもしれない。88ヶ所タイムアタックはいつかやりたいけど、またの機会に取っておこう。
○お金一覧
ガソリン：1200
水族館：600
計：3140
いい滑り出し。1日4000超えると厳しい説がある。
