そんなわけで昨日は。SVリーグを見に行っていたのでした。
ほんとは一番近場のベアーズを見に行こうかと思っていたけど満席。こっちはVIPと立見席が残っていたことを金夜に確認し、でも18,000円/立ちっぱなしはなぁ、と思って予約せずにそのまま寝てしまっていた。6時に起きて何となく残席を確認したら、なぜか指定席が復活していたのでマッハで予約、そのまま二度寝。チケットは生ものという事実に新鮮味を感じるくらいには、チケット文化には触れてこなかった。
試合は面白かったな。
OPの#11キリル選手とOHの#24フリオ選手にボールを集め、サイドからの攻撃がほとんどの東レに対し、ブルテオンはどこからでも満遍なく点を取っている印象。要所要所のバックセンター、西田選手のスパイクとかすごく効果的に見えた。東レはエースのキリル選手がかなり徹底マークの上シャットされたり、肝心なところでサーブミスが相次いだりと流れを掴めていけなかったところがたくさんあった。#12山田選手、#15李選手の投入はかなり良かったと思うんだけどなー。
思ったのは、サーブミスが意外と多いこと。終了後にスタッツを見たけど、総得点の1/3を占めるぐらい。フィクション読みすぎたせいでサーブは攻撃手段だと思っていたけど、ウルトラスーパーサーブを打つのは一部の選手くらいで、半数くらいは入っとけサーブな感じ。まもちろん戦略戦術もあるとは思うし、サーブがserve(供給)であってattackみたいな名前でない理由が納得できた。
そして、生の試合は意外とテンポが悪い。主なところはチャレンジ制度。ラインイン/アウトとかはすぐわかるのだけど、タッチネットとかを判定するとなると体感2分はかかる。その間にちょっとしたミーティングしちゃってるくらいで、もちろんプレーヤーが主体であるべきなので客の客観なんてのは二の次三の次は当然だとは思うけど、事実としてテンポは悪くなっています。シンギュラリティを待つしかないのかね。
そしてそして、隣の客が良くなかった。品が無い。ミドルエイジの夫婦だったけど、ビール飲んでるから酒臭いしなんか汗も臭いし、やたら揺れるから不快だし、喋ってる内容もおもんないし、何より選手への野次が気に食わない。野次って言っても競馬場で飛び交う場末のものではないけれど、サーブミスした時に「なんかいめ～？」とか、スパイクシャットされて「（そこに上げたらシャットされるのは）点差みたらわかるじゃ～ん！」みたいな。そんなのやってるプレーヤーが一番分かってるのに、なぜそんな選手へのリスペクトに欠けた言葉を発せるのだろう。スポーツやってた身としては、やはりプレーヤーへの思い入れが強くなってしまう。映画館とかスポーツ観戦とか、いわゆる”観客ガチャ”が不確定要素で影響してくるのは良くないところだな。自宅のリビングと変わらぬ姿勢で生の試合を見たいのだけど、もはや金でしか解決できないのか。
あとはエビチリ食って、ターンパイク走って帰宅。何とそのあと、走ってジムに行き、走ってスーパー銭湯にも行って酒飲んで寝た。なんてbeautiful day。
