軽快ブログ

「夏が来るね」そう言って君は

大河の日曜日

・今日は日曜日なので大河を見た。決まった時間に決まったことをするという習慣が定着したことなんか無かったけど、今のところ何とか続いてる。果たしていつまで保つのだろうか。

 

・リビングのデカいテレビで見ていて、最初は自分ひとりだったけど最近は妹と母と一緒に見ている。ふたりとも歴史に興味があるというわけではないのでおそらく大泉洋目当てだろうけど、そういう意味では今回の大河は新規層の獲得に成功していることになる。

 

三谷幸喜脚本の影響が大きいのだろう。原作(とされている)の吾妻鏡を読んだことないので推測だが、史実をベースに上手くコメディを載せている感じだ。例えば、恒例になっている法皇のステキな金縛りだと、「当時の人間が夢のお告げを大事にしていた」というベースに西田敏行大泉洋の名演技が合わさって素晴らしく調和している。

 

・ていうか三谷幸喜マジで凄い。上述のコメディパートと、序盤の小四郎役小栗旬の鬼気迫る演技、温度差で風邪ひきそうだ。思えば鎌倉殿と違いかなりコメディ寄りだった清州会議も、柴田勝家が頭を下げるシーンなんて画面から目が離せなかった。

 

・全てが脚本に依るところではなく、もちろん俳優の名演技があってのものだろうけど、そうすると俳優を選ぶ審美眼も素晴らしいということになる。すげぇな……

 

・個人的な好みで言うと、清州会議より鎌倉殿の方が好きである。歴史という実在のテーマを取り扱う以上、真面目にやるのが誠実で良いと思う気持ちが少しあるので。頑張って1年間追いかけるぞ。