軽快ブログ

「夏が来るね」そう言って君は

学生の本分って知ってるかい?

〇やるか……たまには”学生の本分”ってやつをよ……

 

〇久しぶりに就活サイトを開いた。底辺文系大学生の本分は勉学ではない。今後40年間を少しでもマシな地獄で過ごすために、今日も今日とて企業研究や自己分析に勤しむ。

 

〇あいにくと自分含め周囲には統計上の外れ値しかおらず(留年休学院進etc)、世間一般の大学生がどのようにこの夏を過ごしているのかは知らないが、おおむね多くの者が就職活動に目を向けだす頃だろう。乗るしかないこのビッグウェーブに。

 

〇2時間ほどOpenWorkを眺める。いわゆるJTCで安定ヌクヌクフリーライダーを目論んでいるので、その辺を満たす企業をちらほら見ていると、同じ業界・業種でも少しずつ違いがあるなぁと。

 

〇その中でも一番感じるのは、僕でも知ってるような大企業・人気企業はそれ相応の理由がある、ということだ。特に財閥系。同じ業種でも、財閥・非財閥だと住宅手当などの福利厚生では明らかに前者の方が手厚かったり、工場立地でもやはり良いところにある。

 

〇逆に、ちょっとマイナーだけどでも隠れ優良企業ですよ、みたいなところもそれ相応の理由がある。マイナー分野だから、だけでなく残業の多さだったり独自の社内文化だったり、あとはシンプルに給料が低かったり。

 

〇みんなから侮られてるけど実は最強でした、みたいななろう的思考が好きではあるので、自分しか知らないマイナー優良企業を探してやろう、なんて就活始めたてのころは思ってたりしてたのですが、やはりこの一億総インターネット時代そんな企業があればすぐ有名になってしまうんだなぁと。僕と同じ逆張り野郎の屍が累々と広がる風景を幻視しました。

 

〇まあ時間をかけて結局「有名企業は良い」という振り出しに戻ってきた、というわけです。『やさしくなりたい』ですね。愛無き時代に産まれたわけじゃないので、しゃーなしやっていくしかない。。。

 

〇でもやっぱり人と違う何かをしたい、という少年心、いや逆張り精神はまだ根強くあるのでマイナー探しは継続していくつもりです。もし来年の今頃、僕が聞いたこともないようなところに内定していたらこの試みが上手くいったか、もしくは地獄の肥溜めカス企業牢獄に囚われたと思っていただいて差し支えないです。