晴動雨読

〇せっかくの1日休みなのに大雨でした。夕方までずっと海外の交通事故動画とかを見ていたので、何か生産的なことに取り組まないと腐ってしまう。ということで、ちょうど積んでて続編が11月に出る、『本と鍵の季節』を読みました。

めっちゃ面白かった。米澤先生らしい、どこかすっきりしない読後感(褒めてる)が存分に味わえました。恥ずかしい話、今までミステリーを読んでてトリックや謎を自力で解けた試しがなかったのですが、「昔話を聞かせておくれよ」の終盤で僕が抱いた違和感がちゃんと回収されてなんだか嬉しかったです。私立探偵へまた一歩近づいてしまった……

 

〇続編楽しみですね。嘘と友情の物語ということで、宝探しの結末に関連するものか、はたまた全く別のお話なのか(個人的には後者な気がします)。「友よ知るなかれ」での次郎、相手の事情は分からない、でも相手に求める、というのは傲慢だけどお互いの信頼関係の上に成り立つワガママみたいなものなのかな、と。これが求めあえるといわゆる”美しい友情”というものになるのでしょうけど、果たしてどうなるのか。どうにもこの場面がいまさら翼といわれてものラストとダブって見えて落ち着きません。ほんと一体どうなるんでしょうねあの二人は……。

 

 

〇おととい、暑すぎて予定がなくなったので、友人たちと公園でキャッチボールしました。この響きが良すぎますね。急いで実家までグローブを取りに帰って、小学生以来に野球ボールを投げました。軽くノックみたいなこともやりましたが、友人二人は野球部出身なのでうまくさばくのに対し、僕はと言えば顔面近くに来るボールが怖くて全くショーバンが捕れない。やっぱり経験者は違いますね(当然)

ほんとに10年ぶりぐらいに使ったので劣化が激しく、普通に革がちぎれちゃいました。