〇レンタルしてきました。SUZUKIのKATANA。
タイムセールで半額になっていて、車両補償や燃料込々で8時間15000円。最高の休日でした。
〇スペックとか詳しいことはあまり分からないので、頭に入れていったのは150馬力、825mm、215kg、998ccということだけ。初の公道大型がリッタークラスで正直ビビりまくってました。しかも150馬力て。セローの7倍あんじゃん。発進させてみればアクセル捻ってないのにどんどんどんどん前に進んでいって、ジョッキーが言う「馬が前に行きたがる」ってこういうことか~と妙な納得を得ました。
〇まず思ったのは、タンクがでかい。教習車乗った時も思ったけど、でっかいエンジン抱えてんだな~と実感がわく。そのせいかアップハンドルだけど結構前傾した戦闘的なスタイルになって、これは凄く気に入ったポイントです。俺は今、998ccを扱ってるんだぞ、という気分にさせてくれます。
そして音。これもめちゃくちゃ良い。「四気筒は音が良くて~」という言説がイマイチ理解できなかったけど、実際に足元からその音が聞こえてくると操っている感が凄い。そんでノーマルとは思えないくらい音がデカいし響く。走ってる時もそう思うし、帰りしな実家に立ち寄った際も、ヘルメット取って改めてエンジンスタートしたら住宅街中に響き渡ってかなりびっくりした。これ早朝にやられたらキレるだろうな……
〇8時間あるし、城崎でひとっ風呂浴びて帰ろうと思いとりあえず北進。能勢のあたりで雨と雪を存分に喰らい、この様子だと峠道は凍結してるんじゃないか、と思って丹波篠山から高速に乗ることに。正直これが一番楽しみまであった。いざ高速に入り、アクセルを軽くひねると際限なく速度が乗っていく。2制限あたりで命の危険を感じた。半ば放心状態で走行車線に戻る。やっっっべー。よく考えたらリッターマシンなわけで、そりゃそうかと。まあ全部嘘なんですけどね。
その後は普通に走ったわけだが、思ったほど楽しくはなかった。1つの原因は服装で、この日はマウンテンパーカを着ていたのだが、フードが風に引っ張られるのと服自体がバタつくのとでどうにも快適ではない。そう考えるとツナギはやっぱり意味あるんだ。あとはネイキッドなので風をガンガン受けること、シンプルに景色がつまらないのもあり、早々にリタイア。高速には高速用のバイクがある。
〇あ、ちなみに備忘録的に服装をメモしておくと、
上:極暖ヒートテック、トレーナー、URD、マウンテンパーカ(ノース)、カイロ1枚
靴:ティンバー、靴下2枚、カイロ
グローブ:komineの冬用
でした。2℃くらいのときもあったけど、手以外は余裕です。手はもう電熱買うしかねぇ。
メモついでに、冬のツーリング中の小の量、異常じゃないですか?毎回1L出てる気がする。原理分かる人いたら教えてください。
〇その後は城崎を諦め出石で引き返し、朝来市をウロウロして帰りました。
この時期は雪景色の中走れるので非常に楽しい。バイクは少ないけど、その分すれ違うと同志を見つけた気分になってヤエーも捗る。そしてKATANAはめちゃくちゃ楽しいです。速いし、音も良いし、そして何より注目を浴びます。自意識過剰かもしれないけど、道の駅とかではいつもより視線を集めていた気がする。特にオジサマ方から。
そして何より、大型への憧れが一層強まりました。速さはもちろん、快適さと所有感が段違いです。キビキビ走りたい時も、周りの流れに合わせるときも、どんな状況でも常に余裕で、まだまだ力を秘めている強者オーラがありました。そして快音で自分とバイクの存在感を誇示できる。これは非常に魅力的です。欲しい。
〇というわけで、楽しい休日でした。だいたい2,300kmくらい走ったかな?
次はスーパースポーツか、ツアラー乗りたいですね。