軽快ブログ

「夏が来るね」そう言って君は

ありえたかもしれない未来に

〇宴だ~!!!!

月に一度くらい、狂ったように揚げ物をする日があってもいい。

 

〇本読むぞ~期

面白かった。1回生のとき一般教養の授業用に買って、最初の方だけ読んで放置していた。テキストの読み方の話で、テキストを面白いと思える理由について、その書き方に関する工夫や仕組み、方法を理解できる。「面白さ」を言語化したいという気持ちは自分の中に結構あって、このブログもその想いの発露なわけだが、そういう意味で凄く興味深い内容だった。

特によかったのは、『南京の基督』について分析した章。時系列を踏まえて「語り」の主体を考えると、金花の印象が一変するかもね、ということが述べられていて、純粋に凄い、と思った。確かにこれが理解できて実践できれば小説がもっと深く読めるだろうが、果たしてこれが自分にできるだろうか、という気持ちもあり、身に着けるためには練習、つまり学問として取り組むのが一番の早道だと思う。やっぱ文学部行きたかったな俺。

 

〇就活ひと段落つきました。当人からすればまあやることやったしな、ぐらいだったので(特にイキりとかではない)、家族や祖父母に報告したらえらい喜んでくれて驚き。客観的に見れば4年間部活に明け暮れ留年したお気楽ボーイが進路を確定させた、ということで安心した面は結構あったのかもしれない。知らぬは亭主ばかりなり、ということか。

にしても、ポジショントークになってしまうけど、解禁日を待つ企業がいる中で早期から採用活動を始める企業がいる以上、学生もそれに合わせて準備をすることになり、結果的に早期化が加速するのは良くない風潮だと思う。友人の話では、3回生の夏に内定し、そこからずっと学生アルバイトとして実務を始めている人もいるらしい。まあ個人の選択だからとやかくは言わないけど、それ楽しい?って思っちゃう。

いやまあ、良いと思うんですよね。一定のルールが課されたゲームがあって、そのために事前から準備して、有利に動こうとするのは当たり前の感情だし。問題は、真面目にゲームをやろうとする人が損することなんですよね。内定者のうち9割がインターン参加者で、本選考から採ったのは2,3人みたいな。定員がある以上、3回生の3月まで真剣に学業に取り組んできた人が、バイトに部活に明け暮れなんら体系的に学んでない奴らより厳しい倍率の選考を受けるのは不公平でしょ。まあ企業がそんな”ガリ勉クン”を求めていないと言えばそれまでだけど。

ただ門戸は開かれているべきだと思うし、何よりそれを取り締まるルールに罰則が無いのは普通にどういうこと?性善説か紳士協定か知らんけど、損得が絡む以上そんなルールなんか息をするように破るでしょ。しかも政府主導のルールになったら5日以上のインターンは採用直結OKなんだって。(大学生、特に文系学部で4年間まともに勉強やる奴なんていないでしょ)と言われてる気分になる。まあ実際僕はそうだけど。

まあ結局何が言いたいかといえば、僕は就職活動がめちゃくちゃ嫌いだということだ。4年生の1月まで一切禁止にして、最後の3カ月でカタつければいいじゃん。罰則も業務停止命令とかにしてさ。現実的には就活自体が巨大なビジネスと化してるので絶対にありえないだろうけど。これも嫌いな一因で、人の未来が決まる場をビジネスにしてる奴ら、金になるのは分かるけどそれはそうとして絶対に地獄に落ちるからな。ていうか俺が落とすわ。首洗って待ってろよ。