夜に金策のこと考えてバッド入るのやめたいよ俺は
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2023/5/17
〇27日目。5時半に出発。霧が立ち込める中、マクドで朝食。ハッシュドポテトはかなり美味しい。
30分ほど休憩して、八戸に別れを告げる。八戸キャニオンや朝市、鯖が美味しいらしいニューホテルなど、行きたい場所が後からぽつぽつ見つかる町だった。
〇霧の中を北上する。平日の朝6時とは思えない交通量に紛れながら、太平洋展望台へ。
晴れていればさぞ景色は良かろう。
〇ここからは海沿いのR338を走る。原子力関係で有名な六ヶ所村を通りすぎ、猿ヶ森あたりで道を逸れる。今日のメインの1つ、尻屋埼へ向かう。日本最大の砂丘である猿ヶ森砂丘も見たかったが、道路の単調さに嫌気が差し、身体が寄り道を拒否するので敢え無くスルー。
着いた。天気は快晴だが、ありえないぐらい風が強い。
強風により、灯台の展望台に立ち入ることはできなかった。
灯台周辺の寒立馬の放牧は行われていないらしい。人がいない朝は独り占めかと思ったが、残念だ。
左右から波が来て、ちょうど目の前でぶつかる。端っこならではの景色だ。
もはや寒いレベルの風に吹かれ、岬を後にする。東側ゲートを越えて少し走ると牧草地があり、そこに馬たちがいた。
この写真では伝わりづらいけど、かなりデカい。駐車場にバイクをとめ、柵の前でスマホを構えると何頭かがこちらをチラッと見る。すぐに興味を失い、草を食べ、寝転ぶ。いい生活してんな、
〇西へ向かう。ずっと北上ばかりしてきたから新鮮だ。ワインディングを抜け、恐山へ。
三途の川を渡る。こんなホイホイと渡ってしまっていいのだろうか。
恐山といえばイタコだが、この日はいなかった。あとで調べたところ、イタコの方々は恐山に属する集団ではなく県下に住処があり、恐山は場所を提供しているだけなのだとか。死者の魂が集まるお山だとイタコの技もやりやすい、とかそんなところだろうか。
境内の隣には地獄が広がっている。所々から硫黄が噴出していてかなり臭う。高齢者の団体ツアーに混ざりながらどんどん奥へ進むと、湖のほとりにたどり着いた。
恐山には至るところにこの風車が飾ってある。くるくる回るのを見ながら腰を下ろし、ぼーっと湖を眺める。やや気分が悪くなってきてこれが霊に憑かれるということか、なんてことはなくシンプルに硫黄臭にやられ、撤退。
〇さて本日のメインイベント。
そう、大間崎である。本州最北端、来れるもんだなぁ、と妙に感心してしまう。
しっかり観光地化していて、売店や食事処もたくさん、人もたくさん。あまり秘境感はなかったな。
〇さて、ここからは壮大な帰宅のはじまりだ。下北半島の西端を下っていく。途中ガス欠を気にしてだいぶショートカットし、ローソンで大休憩。
時刻は15時。青森市街まで走る予定なので、気合を入れなおす。海沿いをひたすら南下していくも、案外時間に余裕があったので八甲田山へ。
道の脇にも残雪がちらほら。雪解け水で道が川みたいになってたり、5月の青森はまだまだ春先みたいだ。
〇そしていつもの快活へ。18時と少し早めに着いちゃったので、辺りを少し散歩する。
とはいえそこまで見るものもなく、だいぶ疲れていたのでスーパーで晩飯を奮発。
そしておやすみなさい。
〇というわけで27日目。
最初の方記録忘れてる。450kmくらいかな。お金↓
飯:1000
ガソリン:2000
恐山、ステッカー:1250
ネカフェ:2200
計:6450