【北海道day1、2】タンスターフル【SV650X】

行くぞ北海道!履修登録なんか知らねぇ!

 

 

初日

舞鶴から出るフェリーは23:45発、時間をかなり持て余す。気持ちは昂るけど、早く着いたところで何もすることないしな……

 

梨でも食お。

ふるさと納税で来た

初めて自分で皮をむいてみたけど、そこそこ出来た。やっぱこの自分を拡張していく感覚、たまらんです。そしてめちゃうまい。

 

 

じゃあ行くか~

かなり積載無理しました。ツアーシェルか、でかめのシートバッグ買うか迷ったけど、今回はキャンプ無しで行くので基本着替えだけ、財布に余裕もないのでタナックスの普通サイズにノースのリュックを合体させた。結局脱落もなく1週間走り通せたのでかなりナイスなアイデアと自負している。

ただ、着脱がめんどい、雨に弱い、左右どっちかに荷物が寄って見た目が悪い、などのまあまあ致命的なデメリットもあるのでちゃんとしたやつ使った方が良いと思います。

 

 

舞鶴目指して北上。SVやっぱいいな~。前傾だから走りへの没入感強いし、登りでもぐんぐん加速するトルクもあるから篠山の登坂車線でも余裕で追い抜けるオラオラ運転もできる。いいバイクだわこれは。

 

と思ったら大雨。

しかも早く出発しすぎた。出港までまだ5時間もあるんですけど。

しょうがないのでモスに避難。積載はしたまんまなので荷物は完全に水没。まだ初日なのに……。客が自分しかいない店内で居座り、席の周りを掃除する店員さんの目に勝手に居心地悪さを感じながらも3時間耐え、小雨になった瞬間に再び出発。

 

 

着いた。

途中フェリーで食べる酒とおつまみも買って、21:30ごろに到着。すでに2,30台ほどのバイクがいて、みんな待合室で時間を潰していた。

車もバイクもかなりの数がいて驚いた。

乗船前、ずらりと並んだバイク乗りがお互いに対し(ふーん〇〇乗ってるんだ……いいカスタムしてんなぁてかステッカーの数すご)みたいな視線を送り合ってる空気はなんか面白い。同じバイク乗りとしての連帯感と好奇心、しかしそれが他人にあまり話しかける感じでもない雰囲気に包まれている。こういう瞬間に誰かと喋ると同好の士として会話が盛り上がるのかもしれないけど、周りがやっていないと気恥ずかしさを覚える変な自意識が邪魔をする。

 

 

出港。

とりあえず最速で風呂に入って、雨に濡れた身体を癒す。

 

そしたらもうこっちのもん。あとは”成る”だけ。結局1時くらいに寝たけど、揺れはほとんど気にならなかった。

 

2日目

9:30起床。

いい天気だ。

窓際の飲食スペースを陣取り、朝から酒を飲む。母親が持たせてくれたおにぎりとインスタント焼きそばを食べて、昼寝したり本を読んで過ごす。最高の休日だこれ。

 

本は『月は無慈悲な夜の女王』読みました。やはり邦題のセンスが良すぎる。作品を通して細胞システムや革命の進め方にかなりリアリティを感じたというか、もし未来に何らかの革命が起こったとしてその指導者がこの本を参考にした、と言われても納得するレベル。革命の教科書かもしれない。そしてかなり読みやすかった。

タンスターフル=TANSTAAFL=There ain't no such things as a free lunchかぁ。ちぃ覚えた。

 

そうこうしているうちに小樽に近づいていく。

下船して札幌まで走る。暗いのでよくわかんないけど、道は広い。

 

そして快活へ……

鍵付き個室が埋まってたのでオープン席。浮いた料金の分で唐揚げ丼を頼んでみるけどどうも美味しくない。基本何でも食える方なんだけど、久しぶりに飯食ってマズいと感じた。幸先悪いぜ。。。

 

 

というわけでお金→

フェリー:19,680

モス:1000

酒つまみ:500

飯:500

ネカフェ:2000

計:23,680