ので、見ながらメモ程度に残していた感想をまとめてみる。
感想の書き方、↑みたいな箇条書きが書きやすいし後で見返しやすくて、かなり参考にしている。
SEED編
- この前にユニコーン見たんだけど、それに比べるとメカメカしい印象。発進シークエンスの表示とか、いっぱいある武器の種類とか。時代的にもファン層がもっとコアな古オタクだったり、50話弱もあるから細部に凝る余裕があったのかもしれない
- アルテミス、辺境かつ重要でもない拠点なのにそのレベルの守備設備持ってるのなんでなんだろう。長が有能気な感じでもないし。辺境だから試験的に使われてたとか、星の大きさ的にここでしか運用できないとかだろうか
- フレイよかったな。嫌われ役として出てると思うんだけど適度にキラに優しくしてヘイト管理抜群だった。そしてあそこまでドロドロした人間関係は実写的というかリアルっぽく、アニメというか昼ドラを思わせるものがある
- ↑これ後で調べたら脚本家は女性で、監督の奥さんなんだとか。少女漫画的文法が散りばめられていて、だからかSEEDは女性ファンが多いらしい。へー。 確かに映画館も女性結構いたし、pixiv見てる感じも女性ファン多いんだなと思える(絵柄的に)
- サイの私服、煉獄さんすぎる。キラのベルトといい、全体的に服のセンスが終わってるのはコズミック・エラ仕様なのかな
- 結局あのチリリリュウイン‼みたいなやつはニュータイプってことでいいのかな。でも危機察知能力と言うより何らかの縁を感じたときに鳴ってるっぽいからまた別物なのかも。そしてやっぱりニコニコ脳なのでつい笑ってしまう
- 争いをなくす、というゴールがフィクションでぐらいは達成されてもいいのにな、と少し思ってしまう。デスティニーでは議長がその未来を示したけどそれを潰して俺たちは戦い続けるENDだったし。泥沼でもがく鶴こそ美しい、というのもわかるけど、美しい湖畔で揺蕩う鶴もまた見事なんじゃないの、という。まあ達成されたらされたでまた、気に入らないねぇとか言いそうだけど俺は
SDESTINY編
- 改めて思うけど、やっぱSEEDでは何も解決されてはいないんだよな。そして軍人が主人公なのは珍しい。乗る理由が丸ごとカットされて戦う理由もあるから話が広げづらそう。やはり続編ならではなのかな
- いっても登場人物だいたい20前で、そういう若い世代が最前線で対立してるのを見ると悲しくなる。カガリなんて18なのにジジイ6,7人と会議してめっちゃ批判されるとか辛すぎるだろ。自分がキャラの年齢を追い越してからというもの、自分の過去と比較することができるようになったからか、キャラへの気持ちの入り方が深くなった気がする
- アスランの、自分の気持ちでいっぱいなんだ、という言葉、なんか心に残った。心に余裕がなくなって他人を気遣える場所がなくなってしまう。そういう時にすぐ平静に戻せるような人間はカッコいいと思うけど、同時にすぐ自分をないがしろにしてしまう危うさがある。……なんか恋愛系のモノローグみたいだな
- ブレイクザワールドの結果テロリストの思うつぼってのはマジでそう。それを肯定してしまったら第二第三の凶行が起こってしまう。けど、テロは絶対ダメだとしても、それによって社会が変わったとしたらそれはテロリズムの肯定に繋がるんじゃないのかな。現実、首相の件を見てるとそう思ってしまう
- カガリ辛すぎるな。DESTINYはカガリの無力さに起因する物事が各所に現れている。そしてそれがアスランのザフト加入が遠因だとしたら、何してくれとんねん、という気持ちも起こる。その分シンに悩まされ、セイバーはフルボッコにされるなど報いは受けている気はするけど
以上です。FREEDOMは多いので別にします。
やっぱり一気見すると1話ごとの記憶が薄くなって大したことが書けない。実のところは大したことが書けないのを一気見のせいにしてるだけかもしれないけど。
でも総じて面白かった。使いまわしのシーンが多かったりして正直やや飽きが来たところもあったけど、特にフレイの感情の移り変わり周辺は、ガンダム作品で見れるとは思ってなかった愛憎劇ですごく新鮮だった。そして親友同士が殴り合う作品はやっぱり最高!