ワシワシ麺としらせと

・よりもい見終わって感動冷めやらぬ今、横浜でしらせが一般公開されてるらしいので友達2人を誘って見てきた。午後からの公開だったので、まずはラーメン。

 

・初見は少なく、という教訓の元200gのミニサイズ。ちょっと物足りなかったな。良く言えばワシワシ感強め、悪く言えばちゃんと茹でました?ってぐらい固めの麺。個人的には普通二郎ぐらいの柔さがいい。

 

・でもかなり好きな部類の豚だったし、スープも美味しかったんだけど、美味しいというよりは刺激が強い、に分類される気がする。曰く調味料ドバドバ系らしく、友人はそれが好きすぎてもはや中毒状態らしい。まあ気持ちは分からんでもない。

 

 

・中野からループで来た友人が返却ポートを探している間、多摩川土手でもう1人と時間をつぶす。多摩川、広大な河川敷にスポーツ場が広がり、様々な人が往来してピクニックしたり、スケボー広場もあったりと、ただの川に留まらない良さを感じる。人が目的地として明確に捉えているというか、文化が根付いている。単純に人が多いだけかもしれないけど。

 

 

・集合地点に電車で向かっていたんだけど、途中で小さな子供を連れた父親が乗ってきた。駅を離れると、その子供がかなり大きな声で泣き出した。ノイキャンを貫通してくるほどで、父親も宥めているんだけど泣き止む気配が全くない。2駅分くらい続いたところでいい加減気に障ったので、車両を移った。

 

・この行動が正解だったのかどうか、まだ答えが出ない。その父子にわりと近い所にいたので、俺の行動の意図は伝わってしまったのだと思う。子供が泣くのは仕方ないとはいえ、父親には申し訳ない思いをさせてしまっただろう。けど5分弱ずっとノイズが聞こえてくるのも正直イライラするし、自分の機嫌を保つためにその場から去るのも悪いことではない、はず。

 

・父親的にも迷惑をかけているかもしれない相手が自ら去ってくれたのだから、多少は気が楽になったのではないか。これは都合のいい見方だけど、そうなるとwin-winの行動だったにも関わらず、悪いことしちゃったな、という後味の悪さがある。恐らくお互い。まんま囚人のジレンマだ。

 

・最適解はたぶん、次の駅に着いたところで降りるふりをして別車両に移る、だとは思う。実際そうしようかと思ったけど、じゃあ俺のこの降りるまでの数分の我慢は報われんの?と考えてしまい実行に移さなかった。器が小せぇ、というのはその通りとして、俺だけ自白したことになるから父子の勝ちってことになるのか?経済学部出たけど全く分からない。

 

 

・横浜まで出てご対面。

思ったほどデカくはない。新日本海フェリーと同じかやや小さいくらいだろうか。調べたらしらせが138mではまなすあかしあが224.8mと2倍弱あった。

 

・やはり人は多い。

この列を突破するのに1時間半かかった。人の多さにげんなりするけど、都会ゆえに開催されたところもある分、受け入れていかざるを得ない。

 

・人が多くて隅々まで見れなかったけど、意外と普通の船だなぁ、という印象。歯医者や理髪所があったりするけど、メイン機能はラミング用の設備などの外装系にあるとかなんだろうか。

 

・53°って凄いな。暗峠の一番きつい所で41°とかなんで、壁ですもはや。

 

・甲板を歩いて景色を眺めていると、やはり船っていいな、と改めて思う。

船、というか船旅だろうか。電波から隔絶された空間でのんびり過ごし、目的地が近づくにつれそわそわし始めるあの感覚、陸は目の前なのにこっから接岸するまでが長いんだよな、みたいな知ったか口、ちょっと古い感じの船内設備、なにをとっても好きだなぁ。

 

・帰る前にマクドに寄って、色々話をする。会社に全く友達がいないことについて励ましてもらい、大変勇気をもらいました。本当にありがたい人たちです。