謎ブランディング

・書いてた記事のデータが全部消えた。許すまじマイクロソフト

 

・先週の日曜に目黒と聖蹟桜ヶ丘に行った話をしていました。

坂道の先にある景色を望むあまり、坂道自体が好きになったのではないか、という考察など。

 

 

・研修が終わったんだけど、周りと仲良くなれてる気がしない。俺以外の同期で晩飯食いに行ったりしてる。なんとなくコミュニティ的なのはぽつぽつでき始めていて、出来上がってる輪に「入ーれーてー」が俺にはできない。雰囲気を微妙にしてしまうのも申し訳ないし、1人で飯食うのも全然寂しくないし。そして多分入れてくれたとしても、居心地悪くて自分から距離取っちゃう気もするんだよな。

 

・正直ちょっと(いや、だいぶかも)気にするだけで、1人でいるのはまあまあ大丈夫なんだけど、これが仕事に良くない影響をもたらすのかもしれないと思うと憂鬱だ。同期間のつながりって大事だよ~って先輩も言ってたし。なんとか仕事とプライベートを分けてる人、というブランディングができないだろうか。フィクションでよく見る、「あの人私生活謎だよねー」枠、いけるか?

 

・仕事って社内に友達とかいなくてもうまく回るもんですか?上長面談で「……君、社内の人間関係は大事にした方がいいと思うよ?」なんてそんな学校みたいなことないですよね?不安だー。上手く立ち回ってる周りを見てもう引け目とか感じちゃってるし。仕事で爆裂成果出して確固たる地位を築きたい。

 

・でも実際、あんまりな言い訳をするなら気が合いそうな人が見当たらないんだよな。これはあんまりか。他責すぎる。まだ入社して2週間も経ってないしな!切り替えてこ!

 

 

聖蹟桜ヶ丘再訪しました。

住宅街なんで控えめに。

 

・前回シャニのオタクが群れていて写真撮れなかったところ。

坂道も良いけど階段もまた良いですね。

 

・申し訳程度のシャニ要素。

ジェネリック浅倉透エアマックス

ぐちまどパーカー

 

LIFEISONLYONCE

・1週間終わった~。研修期間だから大したことはしてないんだけど、仕事のダルさはすべて理解できた。やることがどれだけ早く終わったとしても、ケツの時間が決まってるから全然嬉しくもない虚無感とか、これが俗に言う「仕事に終わりはない」ってやつか~、という納得。

 

・理不尽に対応するケーススタディがあったんだけど、結論としては理不尽はあるものなんでそれとの上手な付き合い方を学ぼう、というもの。処世術的というか、それが最適解なんだろうけど言っちゃえば場当たり的対応でしかないというか。その場は丸く収まるかもしれないけど、上司から不機嫌な態度をぶつけられた俺のこの気持ちはどうしてくれるんですか?こんなん狂い得じゃんね。

 

・不満たらたらだけど、研修のグループワークは結構楽しい。グループディスカッションに一族郎党焼き討ちに遭ったので本当に許していないんだけど、多少は関係値ある同期と評価対象じゃないワークをやるのはまた別の話。実際似たようなことは前から思っていたんだけど、実際評価の目が無いから冗談言ってちょけたり本筋とは関係ない話で盛り上がれたりと、普段のお喋りの延長程度でいられる。当然メンバーに恵まれたのもあるし、至極当たり前のことではあるんだけど。

 

 

・仕事の愚痴(仕事と言えるほど大したもんじゃない)はつまらないのでバイクの話。こっちに来てツーリングは3回、道志と首都高、そして今日奥多摩に行きました。

 

・首都高は300円で周回できるやつをやってみたくて。西関東から遠いからそもそも面倒だよな……と思ってたら横浜からもう圏内らしい。とはいえ横浜まで出るのも大変なんで、研修終わりの夜8時に家を出て横浜へ向かい、横浜駅西口ICから首都高K1へ。

 

・道中のPAで経路を確認しながらついに首都高C1。画面越しに見てた世界がここに……と思ってたけど、意外と車が多くキビキビとは走れなかった。外回りにはやる気満々の車が何台かいたけど、走ってた内回りはほとんどいないし、ふーん。くらいの感想。もっとマジの夜中じゃないとあの世界は無いのかな。

 

・あとはレインボーブリッジ通って大井PAで休憩して、大黒PAへ。

大井PA。細長い

 

・めっちゃ車いてだりー、と思ったのでトイレだけして帰路に。

 

保土ヶ谷バイパスをぶっ飛ばして帰る。総じて楽しさより疲労が勝るなぁ。田舎の誰も通らないような細っそい峠道を走る方が楽しいので、本当に仕事が嫌になって生きてる意味を再確認したい時にまた来ます。そういうスリルは格段。

 

・で今日は奥多摩に行ったんですが、周遊道路で格の違いを見せつけたりられたりしてたら写真が1枚もなかったので定番カスタムを載せませう。

もし俺が散ったとしても救急隊はこれ見たら納得してくれるでしょう。

ピロウズ好きで。歌詞が凄い。「世界は今日も簡単そうに回る そのスピードで涙も乾くけど」←オシャレすぎる。。。

青春の終わり、あるいは

・2024/3/31、つまり甘ったれ学生最後の1日。当分は社会の歯車としてぶん回す/回される予定なので、その花道を飾るべく、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』12、13、14巻をついに読みました。

 

 

 

 

玉縄とのラップバトルなんかどうでもええから由比ヶ浜結衣を幸せにせんかい比企谷八幡馬鹿野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!でも雪ノ下雪乃との関係は2人の結末としてはこれしか考えられないって感じでBA(Best Answer)かも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

・取り乱しちゃった。がっつりネタバレだけど14巻の発売2019年、つまり5年前だから許されr……5年前!?

 

・中学の時に友達からのうコメ、『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』を借りてからラノベにハマり、はじめて自分で買ったのが俺ガイルだったと思う。それからは夢中になって読みふけり、pixivハーメルンssまとめ速報で二次創作を探し続けた。だからかなり思い入れのある作品で、比企谷八幡は当時の憧れだった。捻くれて斜に構えるのがカッコいい、と思ってたので八幡よろしく作文でかましたり、教師に意味もなく反抗したりしていた。超恥ずかしいけど、よく考えたら今もいっしょか。

 

・3巻通して、interludeの各人のモノローグが良かった。これまでずっと一人称で、惚れた腫れたの話を比企谷八幡がしなかったもんだから、急にラブコメのラブが主張し始めていいぞいいぞ……となっていた。捻くれ文体だけじゃなくて女の子の心情もこんなエモーショナルに書けるなら、別路線も期待しちゃっていいんですか渡航先生?(そんなあなたに結があるそうです)

 

・だからこそ、14巻で由比ヶ浜結衣がなんかあっさり脱落していって、ん?と思ってしまった。12、13巻であれだけ比企谷八幡との関係があったのに、八幡からのリアクションも薄くそのまま行ってしまった感。君には君を好きな娘を振ったという十字架をもっとしっかり背負ってほしい。雪ノ下も等しく。だから新生奉仕部に合流してきた時もえ?そのリアクションで済ます?マジ?なんか軽……となっちゃった。

 

・新があるじゃない、って話もあるんだけど、1つのシリーズで一体どうやって畳むのか、という期待があった分、これは別の世界線です、ってお出しされてもいや……まあ食うけどさ……みたいな。実際自分が思うにヒロインレースはまったくの互角で、どちらを選ぶにせよ相当の理由と過程が必要になるぞ……と震えていたので。いや、違うか。むしろ書いてくれるだけありがたいか。それは絶対そうなんだよな。9年続いたシリーズにピリオドを、しかも明確なものを打ってくれただけで感謝感激雨あられ。じゃあお前エヴァにも同じこと言えんの、と聞かれたらそれまでだけども。

 

由比ヶ浜問題はいったん置いといて、結末としてはマジ最高だった。覚悟完了八幡パイセンまじかっけっす。さすがハーメルンpixivでのクロスオーバー主人公歴は伊達じゃない。最近見たらヒロアカにまで出張してて驚いた。めちゃめちゃ現役ですやん。

 

・実際、その一言を言うためにプロム計画ぶちあげてどう考えても遠回りなんだけど、そうでもしないと言えない、伝わらない言葉がある、っていうのは面倒くさい似たもの同士の2人にめちゃくちゃお似合いの結論だし、2人が結ばれるならこうでしかなかったよな、という納得をもたらしてくれて嬉しかった。たった一言を言うためにたくさんの準備をして、最後にぶっ放すという枠組みはミステリーでも最後の一撃、みたいな言い方をするけど、それと同じ気持ちよさがあった。

 

 

・とにかく、これでようやく長年の肩の荷が下りた思いだ。14巻は確か発売当初に買ったんだけど、読んだら俺の青春が終わってしまう、片付けられて引き出しの奥の方にしまいこまれて二度と顧みられないような、過去になってしまうのが嫌でずっと積んできたものだった。今回勇気を振り絞って夜を徹して読んだけど、そんなことはない。割とマジで自分のバイブルというか、ほんとに原点みたいな作品で、今現在の自分の行動考え方趣味嗜好その他すべてがこの影響下にある。そんなものを忘れられないし、よしんば忘れたとしても俺の中で生き続けているというか。ありきたりな結論だけど、マジでそうだな~と思う。

 

・少し時間が経ったら、結と新をどうにかして読んでみようと思います。新はまんだらけとか行ったら置いてるのかな。

趣味は分かり始めがちょうどいいように、

・引っ越しまして。幼稚園年少さんぶりの関東です。

 

・この数日は生活用品を揃えたり役所に書類出したり。街中をSVで原付よろしく走り回ったんだけど、この街に無いものはないんじゃないかと思った。ユニクロ青山ダイソーNAPSホームセンターワークマンetc……生活に必要なおおよそすべてが、しかもチャリ圏内に存在している。

 

・尼崎も基本だいたいあったんだけど、ちょっと距離が遠い。伊丹や西宮まで足を伸ばさないとで、原付が適正◎な感じ。まあ感覚的な話なんでエビデンスとかはなんもないんだけど、オモコロの人たちの散歩好きがなんか納得いった気がする。23区内とかはもっと密集してるんだろうな。

 

・会社の寮に住むんだけど、朝と夜は食堂で寮メシが提供されている。便利なんだけど、自分が働くのは4/1からで、他の居住者は今もガンガン働いているので、甘ちゃん学生が食堂でのんきに飯食ってたらヘイトを買いそうでまだ一度しか行けてない。

一度は行ったのかよ

まあ夜なんでね。朝は殺気立ったサラリーマンが寿司詰になってるかと思うとやっぱりタコ殴りにされる未来しか見えない。単純に早起きできないのもある。

 

・部屋にキッチンもないもんで、飯は外食になる。そして外食といえば脳直でラーメンになってるので、2日連続で食った。

さすがに健康が気になり始める。今日もマクド食いに行ったし。朝昼食わずに1日1食で済ませてるから大丈夫かな、とは思いつつ、仕事始めたら普通に3食食べて爆太りするだろうな~、という予感があったので、とりあえずランニングから始めた。5kmで足が痛くなって途中歩くという運動部10年のキャリアとは思えない虚弱さだけど、村上春樹に憧れているので。年内どこかでフルマラソンは挑戦したいな。

 

 

・今日はバイク乗りました。かの有名な道志を走ってみようかと。

車もバイクも多い。これからはこれがデフォルトなのかと思うとやや憂鬱だ。

 

・富士山を見る。

デカすぎるな。山脈もなくデカい山が唐突にひとつ存在しているのは異物感が凄い。鳥海山もそんな感じだったけど、富士山はやはり頭一つ抜けてるというか、そりゃ日本のシンボルになるよなぁ、という納得感がある。

 

・風穴を見ようかと思ったけど人が多そうで断念。道志のやや北側を通って帰ってみるも、富士みちが走りにく過ぎたので脇に逸れ、山道を走る。どうやらこれが裏道志らしい。こっちは快適。

良い写真も撮れた。

 

・帰宅して距離を見てみたら200kmちょい。ふと思い立ってバイクに乗る距離としてちょうどいい。イライラポイントも家から街中を抜けるほんの数kmだけで、定番ルート化していくんだろうな、と思う。走る道までマンネリ化したら困るんだけどな。

 

・新生活準備というか、体の慣らし運転をしている日々だ。急な操作は控えて、エンジン回転数も抑えていく。徐々に徐々に。バイクの慣らしはつまらんらしいけど、新しい車体の操作を覚えていくように、新しい環境を理解していってる今この状態は、伸びしろが凄い分かなり楽しい。成長曲線がなだらかになるときが不安すぎる。

台湾環島総括!

・帰ってきてから3週間ほど経ったわけですけど、今さらながら総括。

 

・日程としては10日間、実際に走った日は7日間、十分すぎた感じはある。もっと観光地に価値を見出せるならこの限りではないと思うけど、自分みたいに走るのが目的なら5日で一周はできるだろう。単純な一周で1000km、そこそこ寄り道して1600kmなのでこの距離をどうとらえるか次第かな。

 

・金銭は航空券や保険、事前準備とか全部込みでだいたい15万くらい。これをどうみるか。学生からしたら大金だけど、頑張ったらどうにかなる金額な感じ。むしろ日常的な感覚なら3万くらいのほうが「高いな~」って思いません?知らんけど

 

・航空券はアジア圏で格別安い感じはない。去年東南アジア3か国行って8万弱だったし、韓国も頑張れば往復4万で行けそうではあった。今回5万弱なんでまあ普通ですね。ここは工夫次第でどうにかなる箇所なんで力の入れどころ。2時間で帰ってこられる距離に9時間のトランジットはナンセンスすぎた。

 

・道路事情はそこまで難しくない。むしろバイクにとってフレンドリーな環境。右側通行なんて周囲に合わせておけば基本はどうにかなるけど、休憩後の走り出しとかは注意。うっかり日式した暁には正面衝突なので。バカ多いオービスについてはフェイクも多いので正味のところは今は分からない。バイク屋に預けたデポジットが返ってきたら追記しましょ。

 

・バイク選びは、運転技術に自信無いならスクーターで良いと思う。走る楽しさがATによって損なわれてるな~と感じる場面はほとんどなかった。普段SVに乗っているわけだけど、ギアを気にせずコース取りに専念できる所とか、逆にチンタラ流せるポジションとかはスクーターだからこその楽しさであって、それを存分に味わえたのは良かった。

 

・狭い路地や道も多く、そこにガンガン入っていける車格と取り回しの良さも助かった。見知らぬ土地かつ外国なら安心安全が楽しさに直結してる部分はあるから、実際良い選択だったと自己評価。

 

・ただ、もし2回目行くのならMT車にはすると思う(当分行くつもりはないが)。MT車にしなかった理由のひとつに街中での不便さがあって、渋滞とか駐車場の無さとか嫌だなぁ、と思ってた。実際は前述の通りバイクフレンドリーな国で、専用レーンや道路脇に駐車場がたくさんあったりとほとんど杞憂。加えてやはり山道やバイパスで馬力不足を感じるときはままあり、そのあたりを補えるものがいい。なんだかんだ言ってもギアをカチャカチャする楽しさは捨てきれない。候補的にはモンキー125、MT-15あたりだろうか。

 

・一番大事な自己の拡張、という面ではそこまでかな、という感じ。バイク関係で苦労が無かったのもあるけど、一番は言語面だろうか。日本語は散見するし、ありがたいことに困ってたら日本語で話しかけてくれたこともあった。現地の人の善意(だけではないと思うけど)に支えられたおかげで、かなり楽だったといえる。まーこれに関してはまずはお前の工夫が足りないっていうのがごもっともです。旅先でも引きこもるのやめなー?

 

 

・まあ総じてかなり良かったです。社会人が1週間休暇取って行くなら最適。けど、無限の時間と多少の金がある学生なら、わざわざ行かんでもいいかな。台湾環島は意外と簡単にできるから、時間かけないと出来ないことのほうがいい。色々あるでしょ?君にだって、俺にだってさ。

【台湾環島day9、10】落差104【台北~関空】

2024/3/7、8

・今日はもう帰るだけでバイクは乗りません。ただの旅行記故宮博物館へバスで向かう。

横転を前提にした天井の脱出口。安心設備のはずなのに不安になるな。

 

・バスの運転が荒いような。ウィンカー出さないとか煽るとかはないけど、とにかく発進停車がクイック。キュッと止まってキュッと動くので、乗り降り直前直後は気を遣う。連日の雨によるスリッピーな床と、電動バス故の立ち上がりの速さでなお危険。この一台だけでなく全体的にそうだったあたり、国民性がせっかちなのか。

 

・到着。かなり広いとのうわさだけど、今日はケツの予定にサウナを入れてるので無問題。元気と体力を前借りして挑む。

 


・解説は中国語と英語なんで100では楽しめないけど、所々日本語解説がある。その中で国宝として、米芾の手紙が展示されていた。手紙の内容とかよりも、その作品解説がすごく良かった。

正直、筆で書いた文字の評価をする、ということに今までピンときていなかった。整っているかそうでないかでしかないだろ、と思っていたけど、それぞれの文字をどのように書いているか、に着眼した「書法」という軸があるらしい。

 

非、尺などは上下左右に美しく整っているのに対し、慶、還などは左右に傾いている。1つの文字それぞれにバランス感覚をもって書いているらしく、

文字の中心に縦画がない場合は、上部の中心と下部の中心にずれを生じさせて、右上がりのバランスを保ちます。
字形により上部を小さく構える場合は、下部の右下を張り出したり、右に寄せたりしてバランスを保ちます。
逆に上部が大きく構える場合は、上部の左端を左に突き出し下部を引き締め、バランスをとります。

米芾(べいふつ)ってどんな書家? | 書道専門店 大阪教材社より引用

 

単語にしても、文字間を詰めたり空けたりすることで印象に軽重の変化をつけたりだとか。ああ、こうやって評価するんだ、という新鮮な驚きがあった。美術品、特に現代アートなんかは往々にして「何が良いのかわからない」と言われるものだけど、実際何をもって良し悪しを決めているのか、という判断軸を知れることはすごくいい勉強だと思う。自分がそれにどう思うかは別として。

 

・雨も上がったっぽいので、士林を歩いて昼飯を探す。まずは日本のサイトで紹介されていた胡椒餅。ちょっと胡椒が強すぎかもな。

 

続いて本命の餃子屋さん(またかよ

人気店らしく、昼過ぎでも何組か待っていた。

先に注文を伝え、店外の掲示板に自分の呼び出し番号が表示されるのを待つスタイル。

 

頼んだのは鍋貼と酸辣湯

美味しい。酸辣湯は初速がかなり酸っぱくて、飲んでくうちに美味しさが分かり始める。そして餃子は相変わらずタレの正解が分からんかった。次行くときはポン酢持参しようかな。

 


・腹ごしらえの後、台北駅周辺まで移動してお待ちかねのサウナ。天龍三温暖というところで、700NTでタオル使い放題休憩室食事処つきで24時間営業と非常にありがたい。

 

サウナは50℃のスチーム薬草と90℃、110℃がある。90ですら熱いのに、110なんかどうなっちゃうんだろうか。冷静に考えたら汗全部沸騰してヤバいんじゃないか、と思って入ってみたが、案外いけないことはない。しかし床と接する足の裏が痛くなるのもあって5分ちょいで限界だった。現地の人は余裕なのかな、と思って見てたけどだいたいみんな5分くらいで出てくるし、他の2つに比べて入る人もほとんどいなかったのでそうでもないみたい。

 

そして水風呂は2つあり、20℃くらいのぬるめと、6℃。前者は深くて泳げるほどの広さがあり、ずっと居られるほど気持ちよかったけど、6℃はもうダメージだった。身体の内側も冷えてきたなー、という感覚の前に表面が全部凍りついたように思える。出てからも身体がジンジンしていた。

 

・風呂をあがって、休憩室へ。

こことは別に、二段ベッドがたくさんある仮眠スペースもある。

サウナ入ったあとにすぐ寝れるのはやはりめっちゃいい。前方のテレビで日本のちょっと古い無修正AVが流れてたので、真ん前に陣取ってしっかり拝見しながら寝落ちした。

 

・2時間ほど寝た後、少し汗ばんでたのでもう一回風呂に入って、晩飯。飯場に来るたびにHなマッサージの勧誘が来るのは少し閉口した。

無料ドリンクバーもある。神~

やはり餃子。そして今回はタレが用意されていたので、ようやく正解が分かりました。

・サウナでたっぷり8時間を過ごしたのち、MRTで空港へ。フライトまでの待ち時間で現金を使い切ろうと思ったらクレジットオンリーだったワンミス。

 

・23:30の飛行機で香港へ。9時間のトランジットを乗り越えるべく、まずはマクド

ご当地限定バーガーはそこそこだったけど、ポテトを食えるのが嬉しい。

 

その後空港の椅子と死闘を繰り広げ、全く寝れないまま微妙に腹を下し、搭乗前に忘れ物に気づいてターミナルを端から端まで移動するなどした後、帰国。

お疲れさまでした。

【台湾環島day8】現実が君を生かす【基隆~台北】

2024/3/6

・基隆まで来ちゃったらもう台北はすぐなので、1日早くバイクを返すことにする。この日は1日中雨で移動するのも嫌だったけど、言っても仕方ないので最北端へ。

後ろで荒れ狂う草木を見てもらえば風の強さが伝わるだろうか。

 

・写真撮りたいがために行ったので滞在5秒で引き返す。Z世代のファスト消費文化はこんなところにも。全く最近の若者と来たら。

 

台北へ向かう道中、ここまでパーフェクトナビゲーションのグーグルマップが乱心し、高速道路を案内する。疑うことなく高架への道を上がり始めた時点で(おや?)となり、気づけばもう本線上。Uターンもできないので、料金所的なのが無いから間違ったじゃねーか、と悪態をついて路側帯を慎重に引き返す。なんとか一般道に戻れそう、というところで一般車両にクラクションを鳴らされ、更に気が滅入る。こちとら自分の非はわかっとんじゃい!全部雨のせいだ。

 

・あとは台北に戻るだけなので、見慣れないスクーター紹介でも。SYMの、MMBCUというモデル。

SYM 三陽機車|超乎馭想蛻變之作新世代跑旅MMBCU

X-ADV的なクロスオーバーモデル、普段使いもスポーツもできる万能選手ですよ、という触れ込みのやつ。フロントはH2っぽく、リアはパニガーレ的テールランプ、マットガード一体型ナンバーと、どことなく速そうな印象を受ける。新車圖輯】2022 SYM MMBCU白牌跑旅正式上市!名為Crossover與Unique的全新宇宙!

これをバーエンドミラー換装やマフラー交換して、ヤンチャそうな若い人が街中をビュンビュン飛ばしている。KYMCOも似たコンセプトのやつを出していて、どうもスポーツスクーターが流行りみたいです。

 

・今日の宿に荷物を預けてからバイクを返却。

1600km走った。一周するだけなら1週間もいらない。多少寄り道しても5泊6日で最低限(1日あたり1,2観光地)は行けると思われます。

 

・86km。感慨なし。

 


・昼過ぎに走り終わったんで、昨日飲んだ烏龍茶の陶器を探しに鶯歌へ。

MRTで40分くらい。焼き物の店をはじめ革細工や宝石、彫刻の店がたくさん立ち並ぶ通りがあり、散策にはいいかも。

結局色と柄が好みのが無くて買わなかった。残念。帰りしな、鶏のどこかの部位の揚げ物と紫色のパンを食べて台北に戻った。


・夜市で飯食って早く寝よう、と思ったら時間帯早すぎてまだ屋台が準備中だった。

通りを歩いて適当な店に入る。今日は仕舞いや!とビールを注文したら瓶で出てきた。

1人でひと瓶飲めるコンディションじゃなさすぎる。

 

しかも注文したのがサラダチキン丼(名前忘れた)と蛤スープ。

ビールと合うわけもなく、必死に飲む。追加注文するためにオススメをマップの口コミで探そうとしたら、評価がかなり低めの店なことに気づく。言われてみれば、チキン丼は小骨がちょこちょこ入ってて食べづらい。スープは美味いけど。

・追加は諦め、スープとビールをひたすら往復する。なんとか食べ終わって店を出て、そんなだったな……と思いながらまた口コミを見ると、

そこには世界の真理があった。

結局今の食事は途中から「☆2.4のメシ」というバイアスがかかり、それまで意識してなかった異物が気になりだした。いわば情報を食っていたにすぎず、現実をないがしろにしていたのだ。まったく最近の若m

・それはそれとして☆3なのかよ、という気持ちはあるが。