台湾環島総括!

・帰ってきてから3週間ほど経ったわけですけど、今さらながら総括。

 

・日程としては10日間、実際に走った日は7日間、十分すぎた感じはある。もっと観光地に価値を見出せるならこの限りではないと思うけど、自分みたいに走るのが目的なら5日で一周はできるだろう。単純な一周で1000km、そこそこ寄り道して1600kmなのでこの距離をどうとらえるか次第かな。

 

・金銭は航空券や保険、事前準備とか全部込みでだいたい15万くらい。これをどうみるか。学生からしたら大金だけど、頑張ったらどうにかなる金額な感じ。むしろ日常的な感覚なら3万くらいのほうが「高いな~」って思いません?知らんけど

 

・航空券はアジア圏で格別安い感じはない。去年東南アジア3か国行って8万弱だったし、韓国も頑張れば往復4万で行けそうではあった。今回5万弱なんでまあ普通ですね。ここは工夫次第でどうにかなる箇所なんで力の入れどころ。2時間で帰ってこられる距離に9時間のトランジットはナンセンスすぎた。

 

・道路事情はそこまで難しくない。むしろバイクにとってフレンドリーな環境。右側通行なんて周囲に合わせておけば基本はどうにかなるけど、休憩後の走り出しとかは注意。うっかり日式した暁には正面衝突なので。バカ多いオービスについてはフェイクも多いので正味のところは今は分からない。バイク屋に預けたデポジットが返ってきたら追記しましょ。

 

・バイク選びは、運転技術に自信無いならスクーターで良いと思う。走る楽しさがATによって損なわれてるな~と感じる場面はほとんどなかった。普段SVに乗っているわけだけど、ギアを気にせずコース取りに専念できる所とか、逆にチンタラ流せるポジションとかはスクーターだからこその楽しさであって、それを存分に味わえたのは良かった。

 

・狭い路地や道も多く、そこにガンガン入っていける車格と取り回しの良さも助かった。見知らぬ土地かつ外国なら安心安全が楽しさに直結してる部分はあるから、実際良い選択だったと自己評価。

 

・ただ、もし2回目行くのならMT車にはすると思う(当分行くつもりはないが)。MT車にしなかった理由のひとつに街中での不便さがあって、渋滞とか駐車場の無さとか嫌だなぁ、と思ってた。実際は前述の通りバイクフレンドリーな国で、専用レーンや道路脇に駐車場がたくさんあったりとほとんど杞憂。加えてやはり山道やバイパスで馬力不足を感じるときはままあり、そのあたりを補えるものがいい。なんだかんだ言ってもギアをカチャカチャする楽しさは捨てきれない。候補的にはモンキー125、MT-15あたりだろうか。

 

・一番大事な自己の拡張、という面ではそこまでかな、という感じ。バイク関係で苦労が無かったのもあるけど、一番は言語面だろうか。日本語は散見するし、ありがたいことに困ってたら日本語で話しかけてくれたこともあった。現地の人の善意(だけではないと思うけど)に支えられたおかげで、かなり楽だったといえる。まーこれに関してはまずはお前の工夫が足りないっていうのがごもっともです。旅先でも引きこもるのやめなー?

 

 

・まあ総じてかなり良かったです。社会人が1週間休暇取って行くなら最適。けど、無限の時間と多少の金がある学生なら、わざわざ行かんでもいいかな。台湾環島は意外と簡単にできるから、時間かけないと出来ないことのほうがいい。色々あるでしょ?君にだって、俺にだってさ。