軽快ブログ

「夏が来るね」そう言って君は

自分語りと自虐

○最近、自分のコミュニケーションが下手だなと感じる。きっかけは何だったか忘れたけど、そう自覚してから自分と話していた人が別の人とより楽しそうに話しているのが凄い気になり始めた。相性とか親密度とかはあると思うけど、一度気になると性格上意識しっぱなしになってしまう。

 

○自分なりの問題点としては、相手のフリに対して自分語りで返してしまう、のが頻発している。俺も俺も、の精神を前面に出している。今自分で書いてて(めっちゃ嫌な奴じゃん)と思ってしまった。

 

○「最近全然金無くてさ~、先月11マン使っちゃった」

「俺も全然ないわ。今残高2マンくらい」

 

○みたいな。これだと会話が終わっちゃうんだよな。こういう会話の仕方もあるんだろうけど、自分的には情報交換じゃなくてラリーとして続けていって、最後小笑いで〆る、というのが理想形としてあるのでどうにかそう持っていきたい。

 

○多分、俺も〜のフレーズは手札としてはいいんだけど初手じゃないし、単体で使うべきじゃないんだろうな。普通に理由を聞くとか、最近お前●●してたもんな〜みたいな相槌で良いんだと思う。

 

○だから最大の問題は、俺が自分語りをしたがっているということだろう。百歩譲って自分から話し始めるときはまあ良いと思う。ギリギリ。でも他人の会話を奪ってまですべきことじゃないよな、という話。

 

○なんでなんだろうな〜。高校生のときも似たようなことを思って、結構意識して改善した(と自分では思っている)はずなのに。当時は自分の返しが全部つまらない、ということに悩んでいた。結局どう対処したのか忘れたけど。

 

○そういう意味で、大学生になってオモコロに触れたときは新鮮だった。友人が匿名ラジオを教えてくれたのが始まりだったけど、会話ってこんなにも面白くなるのか、と衝撃を受けた。そこから過去回を全部聞き、オモコロを知り、今に至る。匿名ラジオとの出会いは自分にとって本当にブレイクスルーで、そうでない自分を想像するだけで震える。

 

○↑出会ったから俺が面白くなった、というわけではなく、ある程度自分を客観視できるようになった、というのが正しいです。自分がアイデンティティにしてたものがただの陰キャあるあるに過ぎなかった、というのを認識させられた、自分が何者でもなかったことを思い知っただけ、というか。

 

○話が逸れたけど結論として、自分語りすなということです。まあある程度は許されるだろうけど、自分の中の意識としてこのくらいの覚悟でいないと忘れてしまうだろう、というのがあるので。

 

○これを書いているときに思い出したけど、もう一つ僕のコミュニケーションの悪癖があって、それが自虐です。

 

○自虐ってマジで良くなくて、返しがほとんどフォローの一択になってしまい、僕が慰めを要求してるみたいな形になって気持ち悪い。相手が仲良しでイジってくれるならまだ良いけど、知り合いレベルにこれをやるとマジで空気が微妙になる。思い出したら嫌な気持ちになってきた。

 

○そもそも僕が自虐というテクを身に着けたのは、相手に笑ってほしいという純な感情によるものなんですが、相手が良いヤツだったりあんまり仲良くないと気を使わせるだけになって本当に自分が情けなくなる。高校生のときはよかったけど社会人目前の今、周りが友達ばかりじゃなくなってくる今には直しとかないといけない悪癖です。

 

○自虐も上述の親密な間柄とか、文章上だとウケたりはするので、やっぱりこれも時と場合によるものだろうな、と思います。自覚して矯正して、おもしれぇ人間になっていきたいですね。