【台湾環島day7】九份でおすすめの穴場カフェを紹介します【宜蘭~基隆】

2024/3/5

・暑い!!!!!

さすがに極暖もULDも着てられない。

 

・9時までたっぷり寝て出発。行きがけにサンドイッチ売ってる屋台を見つけ、いったん素通りしたけど美味しそうだったので引き返す。ハム系を1つと、紅茶を買った。

 

・さすがに天気が良すぎる。

日本みたいな田園風景に、近すぎも遠すぎもしない山並み、専用レーンゆえに気兼ねなく走れる道路。自然と速度も落ち、ゆったりとした気分になる。日程に余裕があるのもある。

 

・昨日の80kmワインディングがバイクの”動”の面白さだとしたら、今日は確実に”静”だな。普段乗るときは動を求めがちだけど、何日も連続で動で乗ってると静が欲しくなり、その優しさ穏やかさに癒される。普段の週末でも味わいたいけど、乗れる絶対時間が少ない分、そのゾーンには入りづらい。

 

・海沿いを走っていたら、散策できそうな遊歩道を見つけたので立ち寄る。

あ~。なんかめっちゃ良い気分になってきた。

 

・ランニングするおじさんや子どもを遊ばせる家族連れがいて、ぽかぽかの陽気。

そんな中で朝飯を食べる。サンドイッチもう2個買ってよかったな。甘くてぬるい紅茶も美味しい。昨日までの焦りとか落胆とか、なんか上手くいかないとか思い通りにならないこととか、どうにも忙しなかった気持ちとかが全部収まっていくのを感じる。リフレッシュ大事。

 


・台湾最東端へ。漁港にバイクを停めて、グーグルマップに登録されてる最東点の方向へ歩いて向かう。

スリル満点すぎるけど。本当にこの道であってるのか?

 

・最東点を目視。

遥か彼方に釣りしてるおじさんが見える。あのあたりまで行ってみるか。

 

波打ち際を慎重に歩き、デカい岩を越えていく。

冒険感あってナイス。整備されてなくてやや危険なところに行けちゃうあたり、ここは日本じゃないんだなぁ、と思う。手厚く保護されてるわけじゃなく、危ない所に勝手に行ったんだから自己責任でしょ、と突き放される感じは、一般的に思い描く海外の緩さを実感させる。

 

・実験場みたいな風景が広がる。

先達のコメントでは、魚の生け簀と紹介されていた。確かにぽいけど、収穫しにくくないだろうか。あんまり管理されてる雰囲気もなく、すでに放棄された場所なのかも。

水はめちゃくちゃ綺麗。


・先端まで歩く。

さすがにスニーカーでこの先は行けないな。最東端到達です。語学力とコミュ力があれば、釣りおじさんに色々話とか聞きたかった。

・モニュメント的なものはなかったので、振り向いた山にある灯台へ行ってみる。

中央付近に小さく見えるのが灯台

 

特にモニュメント的なのはなかった。写真だけ取って退散。

 

 

・十份へ向かってみるけど、わざわざバイクで立ち寄ることもないなと思い素通り。先人のブログで紹介されていた猴硐猫村へ。

か~わいいね~

猫がいっぱいいる町でした。それ以上でも以下でもない。

 

九份へ。ひとつくらいはメジャーな観光地行っとかなきゃか。

人が多すぎるよ~。落ち着けるカフェを探して歩いていたら端っこに着いてしまい、どうしたもんかな、と思っていたらちょうどいい喫茶店を発見。

入ってすぐ、おじいさんがテレビ見ながらじっと座っている。地元民も来るのだろうか、期待が高まる。

 

・店員さんがバルコニーの階段を指差す。言われた通り下ってみると、テラス席が。

そこそこな高さで下に道路が走っている。曇ってて見えづらいが、遠くに海も見える。上の階からかすかに音楽が聞こえてくるのもいい。適度な静かさが保たれている。

イメージは、耳をすませばに出てくるバイオリン工房。

マジでこれだ

耳をすませばで唯一足りなかった海景色すらここにはある。ちょっと良すぎるかも。


・烏龍茶とワッフルを注文した。

写真見返すだけで目じりが熱くなる。マジで最高だったな。自分が漠然と心に描いていた、けれどボヤっとしていた景色が一気に形を伴って現れた嬉しさ。実在するんだ!という喜び。老後、こんな感じの海の見える高台に喫茶店をひっそり開業して、高校生くらいのバイトを1人雇って自分はずっとテラス席でぼーっとしていたい。客が全然来ないからバイトの子に経営の心配をされるんだけど、こっちはもうこの空間を得たことに満足してるからいいのいいの、と流して(へんなの。)とか思われて~んだよな~


・2時間くらい過ごす。ホットの烏龍茶も美味しい。

茶店っていつまで長居していいんだろう、という不安が場の気持ちよさを上回ったあたりで店を出る。

ボロボロのボンネビルが飾ってあった。多分オーナーっぽいおじいさんのなんだろうな。これも萌えポイントです。


・大変満足したので基隆の宿へ。ここはマジのドミトリーという感じ。オーナー夫妻が洗濯乾燥機の使い方から美味い飯屋、Wi-Fiの調子、コーヒーは要るかなど色々声をかけてくれて助かった。

修学旅行っぽい子たちもいた。


・夜市に味をしめたので、今日も繰り出す。基隆廟口夜市は店ごとに番号がついてるのでオススメされやすく、オススメしやすい。

 

定番の餃子と、フライドチキン飯を買ってきた。

焼き餃子は鍋貼、と表記される。確かにそう言われればそうだな。付属のたれは唐辛子たっぷりで、口はヒリヒリになったけどとても美味い。

 

フライドチキン飯。排骨飯、という表記。タレが得意ではなく、好きにはなれなかった。そして台湾飯は基本ボリューム凄いので気をつけて。

・130km。全然走ってない。